こんにちは、鉄です。
かなり遅くなってしまいましたが、3月分の配当金が
支払われましたので、ご報告です。
3月分は国内株式3銘柄、海外株式3銘柄から配当金が
支払われました。
国内株式
日本たばこ産業(JT)(NISA口座)7,500円
高配当の代表といってもいいようなJTでしたが、
最近は減配の発表、株主優待の廃止とかなり
個人株主的にはツライ状況が続いています。
本業のたばこ事業の方は国内の減少を海外で
カバーしています。為替が円安に振れたこともあり、
利益が伸びている様子。
ロシア内部にも工場があり、操業を停止中。
ロシアやウクライナでも販売を行っていただけに
ある程度の影響が出そうです。
JTの株主優待はパックご飯やカップラーメンが
もらえて実用的でした。結構残念ですが、会社的には
株主優待を廃止を発表したことで来期以降は
費用負担がかなり減ると思います。
高値掴みをしたこともあり、含み損状態ですが、
引き続きホールド予定です。来期は増配予定ですので、
配当金をずっと貰い続けたいと思います。
内外トランスライン(NISA口座)2,800円
独立系の海運会社で、アジアを中心とした国際
海上輸送を行っています。
有利子負債0、自己資本比率70%以上と安定した
財務状況を誇ります。
コロナ禍以降、港湾労働者不足による貨物積み下ろしの
遅延やコンテナ不足、減便などが原因で海上輸送の
需給バランスが崩れ、運賃の高騰が継続しています。
売上高は前期比+58.8%、営業利益前期比+169.98%、
経常利益前期比+164.2%と大幅な増収増益となりました。
ただ、会社側も現在の運賃高騰は異常と認識しており、
来期は落ち着いた目標を掲げています。
配当金も1株当たり前年比+14円の50円と増配しました。
(来期も1株当たり50円の配当を予想)
配当性向は20%以下と増配の余地はまだありますし、
継続して配当を出し続けるのも大丈夫そうです。
「これまで減配したことがなく今後も株主の
皆様への還元と長期安定配当のバランスを考慮」と
株主通信に記載されているように安定的な配当方針を
取っている様子です。
株主優待も実施しており、株主優待と配当を貰いながら
長期保有をしていきたいと考えています。
サンセイランディック(NISA口座)2,600円
権利関係が複雑な土地を不動産を購入して、関係調整した
上で再販するビジネスを行っています。
コロナ禍の影響を受け、2020年からは不調が続いているが
黒字で切り抜け、復調傾向です。
自己資本比率も50%を越え、財務は安定感があります。
少額ではあるが、増配傾向です。
株主優待で200株でQuoカード500円がもらえます。
株価は購入時よりも低下して、若干の含み損がありますが、
増配も期待しつつ、長期保有予定です。
海外株式
バンガード米国高配当株ETF:VYM(NISA口座、特定口座)23.26ドル
米国株ポートフォリオの中の主力高配当ETFその1。
2022年3月度最初の分配金は前年同月時0.6564ドル→
0.6622ドルと増配しました。
VYMは11年連続して年間分配金を増配しています。
直近の株価の上昇と円安の影響で買い増しがしにくく
なっていますが、過去の傾向から長期的な値上がりが
期待できる点では今後の買い増しの有力候補というのは
変わっていません。
SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF:SPYD(NISA口座)50.53ドル
米国株ポートフォリオの中の主力高配当ETFその2。
2021年は12月にそれまでの3月,6月,9月の増配を
帳消しにする大減配を行い、年間としても2020年と
比較して減配という結果になりました。
2022年3月度最初の分配金は前年同月時0.6362ドル→
0.6527ドルと増配しました。
このまま6月,9月,12月も増配し、年間も増配を
達成してほしいと思っています。
VYMと同様株価が上昇してしまっていることと、円安が
進んでいるため割高感があります。
設定後6年くらいの新しいETFで、過去の株価の上昇は
緩やかで、直近の高値推移は異常だと考えており、
しばらく買い増しは控えることになりそうです。
エクソンモービル:XOM(NISA口座)2.38ドル
国際的にエネルギー事業展開を行う企業。
原油、天然ガスの探査、生産、貿易、輸送、販売、石油製品、
石油化学製品等の輸送、販売を行っています。
コロナショック時に暴落していましたが、石油需要の回復と
昨今の原油価格の高騰によって、株価も上昇しました。
私は3株しか購入していませんが、あっという間に購入時から
株価が2倍になりました。
元々高配当株であり、現在の価格で購入しても配当は
4%を越えています。自分は暴落時に適当に購入しましたが、
購入平均価格が42.21ドル、予想1株配当は3.52ドルですので、
簿価利回りは8.34%と驚異的な数値になっています。
しばらくはよほどのことがない限り含み損になることは
なさそうですので、長期的にホールド予定です。
2022年3月の配当金まとめ
3月度は21,091円の配当金、分配金が得られました。
(3月31日のドル円レート123円で算出)
2月はドル円レートが110円台だったのが3月は一時
125円を超えるまで円安が進行しました。
円安は日本円換算した場合の分配金が増えるので、
メリットもありますが、米国株を買い付けるうえでは
円安は困ってしまいますね。
為替はどうにもならないですし、将来の値上がりの
期待を祈って淡々と買い付けを行えるといいのですが、
なかなかできていませんが、少しずつ買い進めて
行きたいと思います。
アメリカは今後の利上げの影響で株価の下落予想や、
2024年頃から景気後退の予想も出始めていますが、
ゴールは20年後と考えて、アメリカ株の購入を含めた
海外資産を増やしていきたいと考えています。
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