こんにちは、鉄です。
子育ての方で6月後半は特にバタバタしており、ブログの方は
全く触れていませんでした。
6月は3月決算の企業の配当金が支払われることが多いことから、
例年配当金額が大きくなる傾向があります。
今年も例年通り、自分史上で月額としては最多の配当金を得ることが
できましたので、配当金実績のご報告となります。
2021年6月に支払われた配当金・分配金
6月に配当金、分配金が支払われたのは国内株式18銘柄、海外株式3銘柄となります。
銘柄が多いことから、総額も最も多い月になっています。
昨年から増加した銘柄、代表的な銘柄をご紹介します。
国内株式
昨年から増えた銘柄は以下の4銘柄です。
7164 全国保証(NISA口座) 11,700円
全国の金融機関と提携して、個人が住宅ローンを組むときの保証を業務として
行っています。
コロナ禍でも影響はそこまで大きくなく、増収増益と業績は安定しています。
2012年から配当金も増配していますが、配当性向は30%以下を維持しており、
まだまだ増配余力を残しています。
株主優待も実施しており、1年未満は3,000円のクオカード、
1年以上の保有では5,000円のクオカード又はカタログギフトの
どちらかを選択式となっています。
私は1年未満ですので、クオカードが届きました。
私の保有株の中では、100株の投資額がかなり高額な部類に入りますが、
10,000円を超える配当金と3,000円以上の株主優待がもらえるのであれば、
長く付き合っていきたいと思う銘柄です。
9434 ソフトバンク(特定口座) 3,427円
昨年、NTTドコモがNTTに買収されたタイミングで新規に購入した
携帯キャリアのソフトバンクです。
親会社のソフトバンクグループは自分にはリスクが大きすぎて
保有する気が持てなかったため、安定した携帯電話・通信事業を
手がけているこちらを保有しました。
企業方針として株主への還元性向85%以上を目安に挙げており、
利益のほとんどを配当に回しているため、結果として配当利回りは
5%を大きく超える水準です。
一応携帯キャリアの大手3社はこれで保有したので、そのまま
継続保有予定です。
やはり安定的な業績というのは魅力ですので、大きく伸びはしませんが、
安定的に配当を出してくれることを願っています。
各社格安プランの影響が出てくるはずですが、今後どうなっていくか
注目しています。
7893 プロネクサス(特定口座) 1,275円
上場企業のディスクロージャー、IR支援を業務としています。
自己資本比率が65%とかなり高く、財務は安定しています。
同様の業態の企業がほかにTAKARA&COMPANY(7921)くらいしかなく、
寡占的な地位を占めています。
株主優待はクオカードで、100株の場合は3年未満の保有で500円分、3年以上で
1500円分、5年以上で2000円分、10年以上で3000円分と長期保有者には
優遇制度もあります。
10年以上の優遇というのはなかなか見たことがないですね。
しばらくは問題ないでしょうが、だんだんと負担が増えて、優待の
改悪が起きないかは少し懸念材料です。(変更しやすいクオカードですし)
2393 日本ケアサプライ(特定口座)3,666円
福祉用具のレンタル卸業をメインに、高齢者生活支援サービスも
行っています。現在は東証二部に上場しています。
大株主に三菱商事やALSOKがおり、有利子負債は少なく自己資本比率は
70%を超えており、財務健全性は非常に高いです。
コロナ禍においても影響が少なく、過去最高益を記録しています。
超高齢社会に突入している日本にとって業務内容は今後も伸びていく
分野ではないかと考え、保有しました。
以下は以前から保有している代表的な銘柄です。
9433 KDDI(NISA口座)6,000円
携帯電話キャリアのうちの1社です。
今年も配当金が増配され、これで19期連続の増配となりました。
株主優待も実施しており、カタログギフトがもらえます。
格安プランを出したことで、本業での利益が出しにくくなっている
こともあり、通信サービスと連携して物販等に力を入れる等、
売り上げ、利益を伸ばす方策を模索している様子です。
9432 日本電信電話(NISA口座)5,500円
昨年NTTドコモのTOBを行い、完全子会社化したNTTです。
いち早く格安プランのahamoを大々的に発表する等、少しずつ印象が
変わってきたような印象は受けますが、どうなるか。
株主優待は継続保有2年以上からdポイントがもらえます。
8591 オリックス(NISA口座)4,300円
リース業、保険業、不動産業など多角的に経営を行っている企業です。
航空機関連の事業(航空機リース、空港運営)等がコロナ禍によって
大きな打撃を受け、売り上げ、利益ともコロナ流行前と比較すると
落ち込んでいます。
ただ、株主が懸念していた減配等は行わず、2020年3月の配当は前年維持、
21年3月には増配を発表しました。
株主優待も実施しており、系列会社のサービス(レンタカーや、
水族館等)を優待価格で利用できる株主カードと、カタログギフトを
貰うことができます。
カタログギフトの方は3年以上でカタログギフトの内容がグレード
アップします。
昨年、株価が下がったときに、奥さんの口座、子供のジュニアNISAの
口座でそれぞれ100株ずつ購入していますので、全部で3単元保有しています。
奥さん、子供は含み益が出ており、私は高値掴みをしており、含み損です。
(ずっと保有するつもりのであんまり関係ないですけど)
私は今年で保有してから3年が経ちましたので、グレードアップした
Aコースのカタログを貰えるようになりました。
保有株数が多い方が、株主優待も豪華になることが多いですが、
もらえる優待品の価値が2倍になる際に、必要な株数は3倍とか
5倍必要になることが多いです。
株主優待を目的とした場合は、保有株数を増やすよりも、家族内で
最低単元ずつ保有する方が効率としてはいいことが殆どです。
海外株式
下記の2種のETFを少しだけ買い増ししています。
VYM(NISA口座)15.99ドル
アメリカ株式市場に上場にしている高配当株400銘柄以上に
分散投資可能なETFです。
SPYD(NISA口座)30.53ドル
アメリカの代表的な株価指数S&P500に選出されている
企業の中から高配当化している銘柄80社に分散投資するETFです。
不人気化して株価が低迷して高配当化している企業などが
入ることになります。
上記2種とも高配当株への投資という点が共通していますが、
過去を振り返るとVYMは分配利回りが多少高く、株価が
上昇傾向なため株価上昇によるキャピタルゲインも狙える銘柄、
SPYDは株価が上がりにくいかわりに、VYMよりも分配金利回りが
高いという傾向がありました。
現在はアメリカの金融政策と、円安傾向になっている為替の
影響で市場全体の株価が上昇してしまっていることもあり、
利回りが低下しています。
株高、円安なため、含み益は増えているのですが、株数を
増やすために必要な投資資金が多くなるため、なかなか
買い増しができていません。
円高、株価低迷時にこれらの銘柄を購入できればいいのですが、
そう上手くはいかないですね。
エクソンモービル (NISA口座)2.35ドル
最近は石油需要が回復するにしたがって石油価格も上昇していますので、
株価も上昇しています。
私も適当に購入しましたが、1.5倍くらいにはなっています。
(3株しか持ってませんけど)
現在までの配当金推移
2021年6月末時点での各月毎の配当金推移と、年間の合計配当金額は
以下の通りになっています。
これまでの傾向通り、6月は最も多い配当金、分配金を得ることができ、
1ドル=110.8円換算で63,232円となりました。
昨年との比較で+41.1%となっています。
半年が過ぎた段階での合計配当金額の前年比の進捗率は74.8%となって
います。
今月のみの話ではありますが、自分にとって初めて月間の配当金額が
50,000円を超えました。この金額が自分の資産から生み出されるのは
かなりインパクトがあります。
投資を行っていてよかったなと改めて感じました。
今後も少しずつ資産を大きくしていき、配当金を積み上げていきたいと
思っています。
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