こんにちは、鉄です。
月に一回の配当金の報告になります。
正直、まだまだ資産から得られる配当金は大きくありません。
ただ自分自身の資産から生み出されていると思うと、労働して
得た給与以外にも収入があるというのはいいことと思います。
自分の振り返りのためにも配当金の実績まとめはこれからも
実施して、右肩上がりのグラフを描けるようにしていきたいと
考えています。
2021年3月中に支払われた配当金
国内株式3銘柄と海外株式3銘柄からの配当金、分配金の支払いがありました。
国内株式
ある程度の配当利回りと株主優待の設定銘柄が多いです。
3月に配当金が振り込まれたのは下記の3銘柄です。
- 日本たばこ産業(JT):NISA口座
- サンセイランディック:NISA口座
- 内外トランスライン:NISA口座
日本たばこ産業(JT)7,700円
国内市場は近年のたばこ需要の減少を値上げで相殺しているが微減、
海外の企業を買収することで海外のたばこ事業で成長を求めている
状況です。
ただ、海外のたばこ事業で売り上げは上がっているものの、新興国の
多くでは為替変動の影響を受けることも業績が伸び悩む要因の一つ。
国内有数の高配当銘柄として有名だったが、ついに直近の決算発表で
配当方針の変更、上場以来の減配を発表し、株価は下落中です。
現金を生み出す力は持っていますし、今までの利益も十分蓄えて
いますので、ひたすらホールド予定です。
JTの減配については過去に記事にしていますので、詳細は下記の
リンクをご覧ください。

サンセイランディック 2,500円
権利関係が複雑な不動産をメインで扱う不動産事業を営んでいます。
権利関係の調整を行い、土地の流動性を高めたうえで、注文住宅などの
受注も併せて行っています。
新型コロナウィルスの影響で、前年比で当期純利益は約-70%と
大幅な減収減益となった。7年連続の増配銘柄だったが、
2021年の配当予定は2020年と同額の25円となり、増配は
ストップする予想。
新型コロナウィルスの影響が収まってくることで業績の回復を
期待。株主優待のために100株の買い増しを検討中。
内外トランスライン 1700円
アジアを中心にした国際海上輸送を中心に事業を行っている。
小口、混載輸送を行うことで効率化、また複数の輸送システムなどを
一つの窓口で対応可能にするなどの対応力も売りにしている。
前年比で若干の減収減益も2021年は業績が回復する見込み。
為替変動の影響を受けるため、最近の円安傾向は業績には追い風になる。
自己資本比率は70%を超え、有利子負債も0と財務基盤は厚いため、
安心して長期保有を予定。
海外株式
海外株式からは下記の3銘柄です。
- エクソンモービル:NISA口座
- VYM:NISA口座
- SPYD:NISA口座
エクソンモービル(ティッカーシンボル:XOM) 2.35ドル
言わずと知れた世界的エネルギー企業。
原油・天然ガスの調査、採掘から販売、石油化学製品の製造・
販売まで行う。
新型コロナウィルスの影響で原油、エネルギー需要が減退し、
売上高は30%減。株価が低迷した際になんとなくで購入した銘柄。
現在はエネルギー需要の回復とともに株価が上昇し、多少の
含み益が出ている。
正直よくわからないので、買い増しはせずに持ち続ける予定。
低エネルギー化社会といっても石油からの脱却は難しいと思うので、
一定の需要は残り続けるものと考えている。
バンガード 米国高配当株式ETF(ティッカーシンボル:VYM) 9.83ドル
自分の中で米国株投資の中心に据えたい銘柄その1。
米国株のうち市場平均以上の配当金を出している400以上の銘柄に
分散投資しているETF。
新型コロナウィルスの影響を受けて昨年の今頃は株価が下落していたが、
世界的な金融緩和による株高の影響でその後の株価は順調に回復し、
1年足らずでコロナショック前の株価を回復。さらに上昇中。
コロナショックを受けた2020年でも、年間を通して前年よりも
分配金を増配をしている。
2021年3月度の分配金も前年同月に比べて0.102ドル増配。
株価自体も右肩上がりなので、定期的に積み立てていきたいが、
株価が上昇してしまっていることで二の足を踏んでいる。
SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD) 40.66ドル
自分の中で米国株投資の中心に数得たい銘柄その2。
S&P500のなかから配当利回りトップ80社、言い換えれば不人気
銘柄に分散投資を行うETF。
コロナウィルスの影響で株価は暴落、VYMと違って、ショックを
脱却するのに時間がかかっていた。
VYMに遅れること約3か月、コロナショック前の株価を回復した。
ETFが設定されて以来、初めての大きな暴落ということもあり、
暴落時の信頼性が試されていた。
2020年は通年で減配となり、投資家からの期待を裏切る結果となった。
2021年3月期の配当では前年同月と比べて増配(0.234ドル)したので、
今年は通年でも増配してもらいたい。
暴落時に買い増して株数を多少増やしたが、現在は株価が上昇し、
積み立てに躊躇しているのはVYMと同様。
現在までの配当推移
2021年3月末まででの配当金推移は以下となりました。

前年同月時にはまだ購入出来ていなかった米国株ETF(VYM、
SPYD)からの分配金や、直近の為替レートが円安に振れている
影響もあり、3月度の配当金・分配金の合計は日本円換算で
17,731円、前年同月比+57.9%となりました。
2021年3月までの配当金、分配金の合計は31,398円となり、
前年同月までの配当金額と比較して+26.6%と伸びています。
最近の株高で銘柄購入ができていないというのは、自分が設定した
投資ルールが守れていないということなので、淡々と積み立て投資を
続けていきたいと思っています。
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